Message 代表挨拶
代表取締役 澁谷 誠
CEO
創業100年。
変えない人は、嫌いです。
私たちベッセルのテーマは「感動創造企業」です。しかし、お客様に感動していただくということは簡単にできることではありません。常日頃の業務の中に問題点を発見し、それを解決しカイゼンするために、あらゆる努力を積み重ねるという姿勢が大切です。シティホテルや宿泊特化型ホテル、リゾートホテルなど、様々な形態のホテルを全国展開したり、ドトールコーヒーショップの経営、あるいは印刷業や設備業など、サービス業とは全く異なる業種を多角的に事業展開しているのも「感動を共有する」という基本姿勢が根底にあるからに他なりません。また、私たちは地域社会とのつながりもとても大切にしています。地域社会の方々にお役に立てるから、ベッセルという企業が存在します。今後も、ベッセル・マインドを様々なかたちにし、より多くのお客様と、あるいは地域の皆様方と感動を共有する企業となれるよう、日々努力、カイゼンしていく所存でございます。私たちベッセルにさらなるご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。
事業は永遠に未完成。だから完成を追いかけていく。
もともと建設業から始まったベッセルは、すでに100年のグループになりました。
時代とともに事業の幅を広げ、現在の主力事業はホテル開発・運営となります。そのホテル事業も、もう30年を超える事業となりました。当時、誰もが未経験。立ちあげに関わった私も、いつも難題にぶつかって、チャレンジの連続でしたが、私自身の人間力を鍛えられた、とても良い経験だったと今でも思います。
事業のターニングポイントは、アメリカで見たさまざまなホテルたちでした。そこでインスピレーションを得て、今、全国に広がるベッセルインやベッセルホテルへのヒントをたくさん得ることができました。しかし、そのホテル事業もまだまだ未完成なのだと思います。きっとこの先、完成したと思えることはないかもしれません。しかし完成を追いかけて、どんどんアイデアを実行していく。それが私たちが最も大事にしている、全社員でのカイゼン活動です。あの有名なトヨタの「カイゼン」を私は生で見学したことがあります。アルバイトでさえ、異常があれば工場のラインを止める権限があり、そのカイゼン策の積み重ねが、実際に「世界のトヨタ」をつくってきました。
失敗と小さな成功体験の連続が、人間を育てる。
私たちはこれから、世界というフィールドにチャレンジしようとしています。
全社員誰もが未経験。会社全体が新たなチャレンジです。これから来る壁に負けない、いや、負けたとしてもまた這い上がる自信のある人たちと一緒に、次のベッセルをともに創っていけたらと思います。
創業100年あるからといって、変える気持ちのない人は嫌いです。永く続く事業とは、常に変化の連続です。どんどんアイデアを出して欲しい。そしてそのアイデアを実行して、小さな成功体験を積み重ねることで、人は逞しくなれます。
失敗?失敗なんていくらでもすればいい。私も若い頃、失敗ばかりしていました。私たちは自分自身を育てる機会をたくさんお渡しすることができると思います。なにせ私たちの社名はベッセル。英語で「器」の意味です。私たちと一緒に、自分の「器」を広げ、世界へチャレンジしていきましょう。