副店長に求められるのは、店舗の運営とスタッフの育成です。とりわけ、スタッフのマネジメントは重要な仕事の一つになります。部下を持って業務に当たることの難しさとやりがいを日々感じています。心がけているのは、身近にできる達成目標を作ってあげること。高い目標を設定してもクリアできなければ意味がないので、そのスタッフに合わせた目標を設定してあげられるように気をつけています。ただ指示をするだけでなく、理由もしっかりと伝えることで、意識的な部分の成長を手助けできたらと考えています。
　 今、レストランの副店長をしていて思うことがあります。それは、お客様から感謝のお言葉をいただくのは、最低限のラインであるということ。期待値を超えたサービスをするのが、接客のプロ。「ありがとう」と言われて当然くらいの意識で働かないといけないと思っています。そのためには、スタッフ全員が、最高のパフォーマンスを発揮し、お客様の期待値を上回らないといけません。そういう意味では、店舗の売上以上に、スタッフの育成を大事にしています。これからも愛されるレストランを目指して、やるべきことはまだまだたくさんあります。